dmiyakoのブログ

人間ドックでもやもや病が発覚した30代女です。左側のバイパス手術を行いました。備忘録を兼ねたブログです。

抜鉤

四人部屋に移動してからは、自分で頭を洗うようになり、改めて傷口を見ると医療用ステープラーでしっかりと止めてあった。見ただけで痛いので泡で優しく優しくなでまわすw

体力回復も順調で、抜糸ではなくステープラーなので抜鉤と言うらしく、すぐにその日はきた。
四人部屋のベッドに女性担当医Y先生がきて、
抜鉤したらまったくもって痛くなかった。
これでまた退院に近づいたと安心した矢先。

カサブタができてるから、と剥がされ、
「ちょっともう一度打たせてください」と。

ん?何をですか?

ステープラー

麻酔なしでダイレクトに頭にステープラーを打つらしい。
●●持ってきて〜と言いながら、準備を始める先生。Y先生、足の付け根の局所麻酔は上手だったけど、首の局所麻酔もY先生だった。そっちの記憶が新しいのか、淡々と進めるY先生からの逃げられない感が恐怖となり、相当な痛みを想像しパニックになるあたし。

四人部屋の他の3人もシーンとしてカーテン越しに様子を伺っていることが伝わる。

私覚悟を決めて「打つ時、いくよって言ってください」
先生「うん、いきますよ!」

バッチーン!!

( ;∀;)

バッチーン!!

頭の芯まで響く感覚。

痛みで涙がじんわり。

でも不思議とそこまでじゃないと思えた。

痛い、けど恐怖への耐性ができてきたのかも。
(いまさら)

それとも注射以外は反応が薄いのかな。
どちらにせよ強くなったなぁ…

その後は会社のメールチェックを行いながら抜鉤と退院を待ち侘びて、穏やかな時間を過ごしてました。

余談
この病院の食事はとても簡素で、病人だから食事を楽しみにしてるわけじゃないんだけど、それにしてもこれは質素だよ…と思う時があって。
ある朝の朝食

戦後かな…?



朝食だけ和食から洋食に変えてもらった

朝にコーヒーを飲む私にはこちらの方があってた。洋食があることもっと早く気づきたかった。