1月30日 手術当日②
1月30日
17時半頃。
「無事に終わりましたよ」の声で
目が覚めたのはICUだった。
14時頃には手術が終わり予定通りだったそう。
そこから眠っていたんだな。
頭は包帯でぐるぐる巻き
鼻に酸素チューブ
喉には何やら管が入っている
心電図のペタっとするやつが胸あたりに
両手の甲に刺さった点滴
両足にエアマッサージャー
尿カテまで、全身に色々ついてる。
ここからはじまる、私にとって地獄の2日間。
イケメンの男性看護師が私を担当してくれた。
頭が痛いから痛み止めをギリギリまで
追加してもらったあと
ヘルニアも出てきて、「眠りたいです」と
眠剤で楽になりたい要望を伝えたら
寝ちゃいけないらしい。
寝たら起こしにくるとのこと。
湿布を貼ってクッションを置いて、
何度も体制を変えてもらいながら朝を待つことになった。
そしてICUがとても乾燥していて喉が渇く。唇も喉もカラカラでつらい。
「お水飲みたいです」
「お水は飲めないんです。明日検査があるので」
えええーそんな…(;▽;)
明日の検査終わりまでひとくちも飲めないの?
どなたかブログで見たけど内緒で
お水だか氷だかすこーしもらった人がいたような…
もちろん私にはそんな展開はなくて。
点滴してるから身体への水分は摂ってるんだけど、カラカラの喉にあたる管がすごく気持ち悪くて、喉に水分を感じたい。
水は飲めないけどうがいなら良いよと、
うがい対応をされ、その瞬間に水を飲みやしないか監視されて、厳しいな( ・ᴗ・̥̥̥ )
でもイケメンは色んな話をして時間を忘れさせてくれて、ありがたかったです。
0時近くに交代になって、次の男性看護師は、
入力ばかりしていて呼んでもすぐにきてくれず、
というかまず近くにいない。
喉の管が気持ち悪くなって、
途中で嘔吐を繰り返し、ナースコール鳴らしても
その男性看護師はこない。
別の看護師さんが
「なんであいついないわけ!?」と
怒りながら優しく背中をさすってくれた。
男性看護師は来ても遅いし、
カップを置いて見てるだけ。
そんなんならもうこなくて良いよ、
カップくらい自分で置いてるよ!
カムバックイケメン(´•ω•̥`)
自分で体制も変えるようになった。
喉の渇きと、管による吐き気で苦しかったから
どうにか喉の管を外せないか聞いたら
酸素を送ってるとかで外せないと言われた。
その男性看護師から
「朝、先生が来たら外して良いかすぐに聞くから」
となだめられ、
吐き気と戦いながら少し寝たと思ったら起こされて、
もう朝だろうと期待するたびに30分しか進んでない、ゴールの見えないマラソン…。
さらに3時頃に不整脈になり胸がバクバクしだして、一時的なものだと特に対応されず苦しさは増す一方で、朝までのカウントダウンは気が遠くなるほど長かった。