1月31日 手術翌日①
朝方になると、水が欲しくてうがいの頻度が増していく。
そしてやっと朝
もともと喉の管は検査が終わった後に外すと言われていたけど、「絶対気持ち悪くて吐くから、検査前に外してください。外さないと検査いかない」とワガママを言った。
管があるだけで勝手に襲ってくる吐き気。
頭をじっとさせるなんて無理だったし、そもそも検査にならないと思う。
あの男性看護師は、
Y先生が来ても管を取る許可を聞いてくれず、
別の看護師さんに管を取りたいと言った。
Y先生がすぐに「とっていいよ!とってとって!
水も飲んでいいよ!」と言ってくれた。
OKがでてるのに、男性看護師は何やら女性看護師と話し込んでる
「あの、管とっていいと言われたんです」
近くの看護師さんに言うと、男性看護師をみて
「あっ…。も、申し送りのあとにとってくれますよ」と、気まづそうに言われた。
私より引き継ぎか…!
お前の名前は忘れない。
その後、管を抜かれて、
薬とともに少しだけお水を飲んだ。
感動の瞬間に浸る間もなく
すぐにストレッチャーで検査へ。
多少の動きでも気持ち悪くて吐きそうだった。
MRIを30分ほど頑張ってひとつめ終了!
てっきり次はCTだと思ってた。
そういうブログが多かったから私もそうなんだろうと。
でも人それぞれなんですね。
なんと次は、スペクト検査。
最悪だ、最悪だ…
どうせまた一回目は失敗するんでしょうよ
でもやるしかないんでしょうーー( T_T)(投げやり)
そして案の定、動脈は失敗して左手が強く痺れた。
吐き気と痛みと精神的疲労が限界にきてて、
無言でストレッチャーに揺さぶられながら部屋に戻る。
この後は自室でゆっくりできると思っていたけど
ICUに戻ってきた。そして両親がいた。
なぜICUに戻るのかわからなかった。
「無事に終わったみたいだよ、頑張ったね」
どっと疲れが出て、
私は辛かった愚痴をベラベラ喋りだした。
そして、四人部屋から二人部屋に変えて欲しいとお願いした。
この体調、精神状態で、大きな声を出す女子がいる部屋には居たくなかった。
そしてH先生もきた。
無事に終わったよーと先生の笑顔に安心したけど
まだ油断はできないからね、と慎重だった。
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