dmiyakoのブログ

人間ドックでもやもや病が発覚した30代女です。左側のバイパス手術を行いました。備忘録を兼ねたブログです。

もやもや病の疑いあり

2018年11月10日

 外出先から帰宅したら、

人間ドックの結果が届いてました。

せっかくだからと徹底的にオプションをつけて、偏頭痛持ちだから脳ドックもやったけど、何も問題はないことを前提に気軽に受けてみただけだったのに。


開封した結果は、聞いたことのない


もやもや病の疑いあり

 

という記載とともに

CDRと画像、

紹介状がセットになっていました。


もやもや病。

ネットで調べたら、

なんと脳の血管の病気。

しかも難病。


」……

そのワードが怖くて、戸惑って、

すぐに受け止められず混乱しながらも、さらに詳しく調べはじめた。


⚫脳に血液を送る血管が詰まる病気

 

⚫放っておくと脳梗塞脳出血になる

 

⚫手術をすればその可能性が低くなる

 

⚫手術にはリスクも伴う

 

⚫原因不明ゆえに難病と呼ばれる

 

⚫カラオケや過呼吸は発作がおきやすい

 

しばしフリーズ。

 


どうしてだろう

 

いつからだろう

 

今まで普通にやってきたんだよ。

 

偏頭痛はあるけど、

 

血が足りないなんて言わせないくらい

 

記憶力には自信あるし、

 

若い頃は煙草も吸って

 

お酒もバンバン飲んで、

 

カラオケで発散して、

 

睡眠不足は当たり前で、

 

ハードな仕事もこなしてきて

 

いまこんなに元気なのに、

 

もやもや病だなんて……

 

色んな思いで言葉が出ない。



この先は、

 

放っておいたらいつかは脳梗塞になる

 

手術をすれば普通に生活できるらしい。

 

発作前に発見できたのは不幸中の幸い。

 

でも手術で言語障害や半身麻痺という

 

リスク通りになったら?

 

仕事はどれくらいお休みするの?

 

偏頭痛との関連は?


特に頭を切るリスクが怖い

 

一気に不安が襲ってきた。(@_@)

 

とにかく考えても仕方ないから、

手術を視野に入れて、

もやもや病の専門の先生を探して、

すぐ診察を受けることにした。

f:id:dmiyako:20190414140211j:image

そして翌週、都内の某病院。

 

主治医となる先生の第一印象は、

 

ほんわかしてて熊のぬいぐるみみたい。

 

なんて優しい笑顔。

 

脳外科ってなんだか緊張感があるのに、

 

その先生の笑顔を見て肩の力が抜けた。

 

人間ドッグの結果を渡すと、

 

画像を見たそのH先生は、

 

たしかにもやもや病だろうね。

 

詳細を検査しようか、

 

とスペクト検査の予約をいれた。

 

結果によって手術になった場合は、

 

頭を切る箇所だけ髪も剃るとのこと。

 

髪を剃るのは、

 

女性としては抵抗があるけれど、

 

私の髪の量はとても多いから

 

被せれば全然わからないよ大丈夫、

 

と先生に笑われた。

 

鬱陶しい髪の量が

こんなことで役に立つとはw

 

セカンドオピニオンとまわりから言われたけれど、結局私はまな板の上の魚になるんだし、もやもや病を専門としてる先生を吟味したところで私には専門知識がないから、私が安心できる人が良いなと思っていた。

この先生は相性が良い気がした。

さらに父がこの病院にお世話になった。

幼少期に私もお世話になっている。

こういう縁もあって、

H先生にお任せしようと思った。